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月間300万PVのウェブメディアの運営で学んだこと

2015/08/26

最近、ブログを使い、ウェブメディアを作るというブームが起きています。
ウェブメディア または オウンドメディアと呼ばれるようです。
メディアといえは、テレビ、ラジオのようなマスメディアをイメージしてしまいます。
DVDやCDなどもメディアと言えますね。

Wikipediaによると

メディア(media)とは、情報の記録、伝達、保管などに用いられる物や装置のことである。 媒体(ばいたい)などと訳されることもある。 記録・保管のための媒体とコミュニケーションのための媒体とに大別することができるが、両者には重なりがある。

広告効果やウェブ広告の高騰されている今、中小企業でウェブ集客するには、
自社のウェブサイトを専門情報の発信基地=オリジナルのウェブメディア化することが必要です。

当社のウェブメディア 動画マニュアル.com

動画マニュアル.com
当社のウェブメディア

このサイトは当社の主力商品であるソフトウェア、動画マニュアル作成ソフトの事例、サンプルを紹介する目的で作成しました。
パソコンの操作を動画で見せる「動画マニュアル」は当時はまだ世の中では珍しかったので、もっと動画マニュアルを身近に体験してもらおうと思ったのがきっかけです。

当時はパソコン視聴がほぼ100% ウェブブラウザではYoutubeよりもFlash動画の方が軽く閲覧が容易でした。
どうしたら多くの人にアプローチするか考えた結果より多くのパソコンソフトのジャンルを更新すること、コンテンツの数を増やすことに力を入れていきました。

1日のコンテンツ配信数=5コンテンツ スタップを5名いれ、動画マニュアルを配信し続けた結果1日のアクセス数が10万を超えることもあり月間300万PVも達成したのでした。
2012年平均200万PV
200万PV

月間300万PVを超えたメディア運営

日々、好みのジャンルで閲覧するユーザーが30% あとは検索エンジンからの流入。

YAHOO知恵袋などのサイトからの流入が10%ほどで、あとは検索での上位評価がアクセスを爆発させました。動画マニュアルというジャンルでおそらく日本で一番のサイトとしてウェブメディアを作り上げました。

1日10万近く、ユニークユーザーでも30,000人ほどいると、通常のサーバーでは運用できません。まして動画をサーバーに入れていたので(現在は動画コンテンツをYoutubeで分散化しています)
最終的にはウェブパートナーにお願いしてアマゾンのクラウドサーバー(AWS)で運用しました。
おかげでアクセススピードは落ちることがなくなりましたが、サーバー費用だけで月10万以上かかりました。300万PVの動画サイトにしては、破格の運用コストですが、年間100万以上の費用です。

ウェブメディアのメリット

月間10万円以上をかけて無料のメディアを運営して、どれだけメリットがあったのか?

サーバー管理費100万円、人事コストも1000万以上かかりましたが、それだけ費用をかけてもウェブメディアを持つことの意義はありました。

1:動画ソフトの宣伝

自社サイトへのリンク経由での流入も毎日5%ほどありました。1日1000以上の流入。
プラス 自社サイトの強烈な外部リンクを作ることができ、アクセスは月間5万ほどに増えました。ただし、動画コンテンツを作りたいというユーザーよりも
情報を知りたいというユーザーの方が圧倒的に多いことがわかりましたので、動画作成ソフトの宣伝効果は一定の割合以上は増えませんでした。

ただし、動画マニュアルソフトという分野で多くの競合がある中、商品選定では膨大なサンプルと実績を公開しているサイトとして機能していました。

2:営業しなくても問合せが来る

制作サービスでは、動画マニュアルを見て納得、信頼をいただき、問合せにつながったようです。
動画マニュアルを見たんだけど、うちでも動画作れるでしょうか?という問合せは確実に増えました。
そして、問合せから受注まではかなりの確度で決まっています。
アクセスが増え、専門性が高いという認知が、営業しなくても問合せがくる仕組みになっていくということがわかりました。

3:広告収入

膨大なコンテンツを管理するだけで手いっぱいだったので、1番手間がかからないGoogle社のアドセンスを付けていました。300万PVとなれば広告収入もそれなりに大きく、Google社からはこのような動画でも紹介されました。

4:新たなビジネスのお誘い

サイトで有名になったため、コンテンツ提供、コンテンツ運用などのお話もいろいろと話が入りました。様々な講演やビジネスの協業提案も多くありました。

やはりメディアとして目立つことはビジネス的に大きなメリットがあります。

5:採用に役立つ

サイトでもまったく人材募集はしていなかったのですが、動画マニュアルを見て、是非働きたいという方が3名いました。
そのうち一名 優秀な人材を確保することができたのですが、人材募集についてウェブメディアで有名になることはとても有効に働くことがわかりました。

6:社内のモチベーション

動画配信を行い、他のサイトでも紹介していただいたり、大手メディア、雑誌などで紹介いただくことで、地味な制作作業を行う従業員にとっては、「俺たちのやっていることはすごい!」という自負がたかまり、大きなモチベーションに繋がりました。

現在の状況

2012年半ばより、パソコンソフトの動画ネタが枯渇してしまったこと、スマートフォンからの閲覧が20%以上を占めるようになり、flashコンテンツが閲覧されないこと、パソコンソフトのトレンドが落ちてしまったことなど、サイト構造の問題や検索対策的な問題やコンテンツのYouTube化などから、月間アクセスは現在100万前後まで落ちてしまっています。

更新もピーク時は月100コンテンツほどでしたが、現在は月10コンテンツ程度 ある意味ほったらかしの状態になっていますが、それでも過去に作成した8,000以上のコンテンツのおかげで月100万近くアクセスがあります。

他に真似されないくらいのコンテンツがあるため、メディアとしてまだまだ利用されているというところです。
5年以上投資して作成した、無形の資産といったところでしょうか?。

自社メディアを作り軌道に乗せるまで

当社の動画マニュアルは、オールジャンル、幅広いターゲットに対して、半ば適当にコンテンツを配信していたものですが、それでも、3年ほどでメディアとして成長することができました。100万PVに行くまでおよそ以下のことを行っていました。

「誰にとって」「役立つ」のかを考える。
動画マニュアルという「役立ち」コンテンツを使うことで「役立つ」コンテンツを作る。
検索で調べて、悩みを解決する・・「XXXXXの使い方」で検索する。どちらかといえばリテラシーの低いユーザーを想定するとともに、有名なアプリやソフトなどの、ちょっと躓いてしまうところなどを解決するようなコンテンツを作るようにしました。

わかりやすさを考える
動画を乗せるという縛りの中で、わかりやすさ、1コンテンツ1テーマで作る、短時間で理解できるシンプルなシナリオを心がけました。

更新頻度を保つ
継続的な配信を行い、毎日新しい動画を配信、継続するようにしました。
できれば、配信時間を決めてることで、毎日欠かさずアクセスしてくれる、更新が楽しみになるような関係をつくるといいと思います。当社も朝9時と夕方4時に1コンテンツ配信するようにしていました。

タイムリーなネタ
iPhoneのコンテンツはリリース2日後に購入し、動画を作成し配信しました。
iPhoneとなれば、iTunes、様々なアプリ・・・・
時流に乗ったコンテンツを配信することは、アクセスアップする上でとても重要です。

ツイッター、Facebookなどのソーシャルと連動する
コンテンツ配信と同じタイミングでソーシャルで拡散。これは必須です。
ツイッターの使い方は ツイッター経由で人気を呼ぶことになりました。
FacebookはPageを作成して、情報を配信するとともに、過去のアーカイブも時々情報を今でも配信しています。動画マニュアルFacebook

あとは継続すること。当社は「動画マニュアルで日本一になる!」という意志を持ち続けられたことが時期的に良かったのだと思います。

ニッチですが、その道の一番になるというものがモチベーションになります。

メディアを作るなら

ウェブメディアを作ることは簡単ではないようですが、アフィリエイターでない人は、
最終目的をアクセス数にするのではなく、問合せや売上に結び付けることが大切だとわかりました。

アクセスを目的とする考えではない。
アクセスは少なくても、(月間1万は目指しましょう)見込み客があつまり、
見込み客にとって「信頼される情報源」「ファンを増やす」ための継続性と専門性を持つことが大切になります。
ウェブ受注につながるお客様がいることが重要です。
ローカルビジネスの場合も地域のユーザーに情報発信するメディアが成立します。わざわざ日本全国向けに情報発信する必要なないのです。
Facebookやツイッターもメディアの一つになりますので、「そのメディアにお客様が多数いる場合、お客様に見つかりやすい場合」は有効です。

ウェブメディアを作る下地は

CMS(ブログ ワードプレス)を中心にYoutubeを関連させFacebook、ツイッターで拡散、コミュニケーションを取る。定期的な配信と役立つコンテンツの質を維持していけばメディアの土台は簡単に作れるようになっています。

*私はブログ(オリジナルのCMS)とYoutubeを使ってメディアを作りましたが、ソーシャルは拡散とコミュニティ用に使っています。
ソーシャルからよりも検索からの流入がメインですが、これはターゲット層により変わってくると思われます。
追記:2011年あたりからは、検索だけではなく、ソーシャルからの流入をもっと視野にいれなければいけません。口コミが広がるコンテンツは今後必須になります。

大切なのは、どのようなお客様を集めるのか?自分の商品とお客様を絞ることが大切です。

自分たちのお客様がどのような情報を欲しているのか?
お客様はどんな人たちなのか?
どのような情報で魂が揺さぶられるのか?

あなたの商品 専門性を認知してもらえるユーザー層を把握し、その人たちだけのためを考えてコンテンツを作ります。

専門性とは、技術的な専門性のほかに、業界や地域、ステータスなど様々なカテゴリがあります。

専門のカテゴリでオリジナルのコンテンツを配信し続け、あなたのウェブメディアのファンを増やすことFacebook、Twitterも活用し、ファンとのコミュニケーションも行う。

これからウェブから集客、問合せを増やすためには、オリジナルの内容で、顧客に役立つ量より質の中身を考えたコンテンツを作ることが中長期的に重要なポイントとなります。内部施策や外部リンクなどのテクニックを否定するわけではありませんが、まずはオリジナルのコンテンツが需要です。

ウェブメディアは短期間で作成できるものではありませんし、人的なコストもかかります。いうなれば「未来のための先行投資」です。
自社の情報発信の基地として構築できれば、それは一つの資産を築くようなものです。
インターネットがなくならない限り、貴重な財産となります。

ウェブメディアを構築したい。専門家として情報を発信するサイトを作りたいという方は
是非、当社にご相談してみてください。

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