ゲスなCMから考える　中小企業の販売戦略

　　　　　　　　　　　　　

フリマアプリのメルカリのCMがあまりに下衆な内容なので話題になっています。

カップルが靴屋にて、彼女が靴を試着します。
とても気に入ったけど、靴屋では買いません。
そしてお店を出るや否や、メルカリのアプリで同じ商品を購入・・・

あまりに下衆な内容で、YouTubeのコメント欄もやや炎上気味ですが、こんな下衆なことは、もはや当たり前の事実といえるのではないでしょうか？　それにしても、思い切った下衆なCMですなwww　

メルカリとは

スマートフォン向けフリマアプリ「メルカリ」を企画・開発・運営。TVCM効果で既にアプリは2000万ダウンロードを記録。３年で５４億以上の売上げを上げている、いまやフリマアプリではダントツのメリカリ　本格的な売上げはこれからだから、かなり期待できるようです。
快進撃を続けるフリマアプリのメルカリ ?決算公告からみる未上場企業
http://hiroyukiarai.jp/2015/12/08/settlementreport-mercari/

実店舗にとってメリカリのCMはまさに脅威のイメージそのものです。そしてすでに同様のことが、多くの実店舗で起こっているのです。Amazon　楽天　大手ディスカウントショップ。さらに今後は、フリマのメルカリのような今までのお客だった人たちが競合の一つになるということです。

いままでの常識は通用しません

中古の商品が売れる分けない。とかスマホで売れるはずがない。うちの商品は特別だから・・・というような気持ちで何もしなければ、いつのまにかお店は淘汰されてしまいます。今までの常識は通用しないのです。

なぜ、お店で売れなかったのか？

メルカリのCMで考えて欲しいのは、下衆な女の子やCMのコンセプトではなく、なぜせっかく気に入った新品の靴があったのに、あなたのお店で買わなかったのか？ということです。

もし、お客様と靴屋がすこしでも知合いだったら、お得意様だったら、そこで購入する事に価値が見いだせていたら、たとえ少し高くてもそこで靴を購入していたかもしれません。

靴屋の限らず、どのようなお店でもショップ自身やショップのスタッフの魅力がなければ、そして購入する価値が感じられないお店であれば、同様のことがおこるはずです。

簡単ではありませんが、お客様に商品だけではない価値を感じてもらう仕組みがこれからの中小企業には必要になるのです。

参考　中小企業が大手に負けないために
http://www.webdemo.jp/?p=2903

Amazonに対抗する通販？
http://www.webdemo.jp/?p=3138

誰から買うのか？ということがこれからは重要です。
http://www.webdemo.jp/?p=6508

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