大企業のCMは中小企業の動画活用には参考にならない

2016/04/01 2016/05/09

おもしろさが売上に繋がるか？

最近は、面白い＝バズ　という路線で、企業のCMが多く制作されています。
最近話題のカップヌードルCM　ソーシャルでも人気、面白い！と絶賛されているのですが・・・

追記：CMは中止になっちゃいました。　これは別の意味で残念
http://www.cupnoodle.jp/obakasuniversity/

ネットでは絶賛のようで、見ていても面白いのですが、中小企業の動画活用では、このような大衆にイメージを植え付けるだけのような広告はまったく意味がありません。いくら「面白い」からと口コミされようと、アクセスが増えようとまったく「求めている方向」が違うのです。

大手の企業では、莫大な制作費（タレントのギャラ　制作会社　テレビでの配信料）をかけるだけで、話題になればそれでOKという広告を作っています。

話題になればいい。というコピーライター、制作会社の価値観で参考にしてはいけません。動画を使って販売に結び付かなければ意味がないのです。
このCMは、有名な「あの人」がこんなことをやったら・・・というネタを連発しているので、各ネタを認知している人にとっては当然、「おもしろい」という反応になるわけです。なんの捻りもないのです。

このCMを海外ユーザーが見ても面白くはありません。

なぜならば、このCMの登場人物の背景（コンテクスト）を知らないからです。何もストーリーもなく、日本人が周知の「人気者」を集めただけというのがわかると思います。
まぁ　世界のTakeshiがこんな「シュール」なことを・・・という話題はあるかもしれませんが、ストーリーから共感を得ることはないでしょう。ちなみに私はビートたけしは大好きです。

中小企業の動画活用では

有名人でもない、私たちが動画を活用するには、、有名でもない商品やサービスの知名度を上げるにはどうしたらいいのか？
という意味ではまったく参考にならないCMです。
中小企業の動画活用はここにまとめています。
１：商品を説明する
２：販売している人を明確にする
３：お客様とのコミュニケーション

ストーリーを語ろう

アメリカで一番有名なSNSコンサルタント　Gary Vaynerchuk曰く

あなたの会社がどんな会社であろうと、まず一番最初にしなければならないことは、ユーザーに商品を購入してもらうために、「ストーリー」を語ることだ
http://www.garyvaynerchuk.com/

自分たちの商品の「想い」をストーリーにして語りましょう。どれだけお客様の「未来」に役立つのか？どんな夢が商品にあるのか？
いちばん近くのお客様に語ることができるのが動画なんです。

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