茅ヶ崎で働く

わかっていても変われない理由

             

1月22日 関東地方は4面ぶりの大雪に見舞われ、各地で交通機関が大混乱になりました。
台風、大雪、、気象衛星、AIによる予測も精度が上がり、インターネットによる情報伝達速度も、拡散も高いのになぜ、毎回同じようなパニック状態になるのか? なぜ、わかっていても止められないのでしょうか?

大変興味深い記事があったのでシェアします。
目で見ないと納得できないという低生産性カルチャー
アメリカ在住の作家・冷泉彰彦さんのメルマガ記事より

抜粋すると

これは深刻な問題で、情報入手のスピード、判断のスピードという以前の問題です。では、どうして「雪の降らないうち」に判断できないのかというと、そこには「先走って判断して外れた場合は非難されるから」というカルチャーの問題もありますが、もっと深層心理の問題として、「見える化しないと動けない」という一種の習性が日本の組織にはあるように思います。

ビジネスにおいても実際に「困らなければ」「必要に迫らなければ」新しい事を始められない。

特に現在は株価も上がり、オリンピック前、団塊ジュニアの世代が40代ということ、政治が安定しているということもあり、
日本はかなり景気がいい状態。
また、交通機関が大混乱になっても、次の日には大部分が元に戻る。鉄道、運輸会社やサービス業の素晴らしい働きを「当たり前」に感じている。何があっても大丈夫なんだという安心感

何もしなくてもいい、このままでいい というマインドが蔓延しています。
何かあった時でも完璧に対応できる素晴らしい能力が日本人にはあるのだ!という自負があるのでしょうか?

平和で安寧な日本は素晴らしいのですが、 未来永劫にこのまま進むとは思えません。

時間とともに様々な問題が浮き彫りになる、これからの日本です。

不安を煽っても仕方ありませんが、ちょっとお気楽で、優柔不断、付和雷同な日本が心配。
と、茅ヶ崎で考えておりました。
1月23日 雪の茅ヶ崎海岸より

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